私は亜結が心配で心配で… 陸上を辞めてしまった、あの日ですら私の前では泣かなかったのにな… 親の悲しみなら私にも分かる…。 だからこそ助けてあげたいのに… 起きてきた亜結は、 目が真っ赤に腫れていて。 とても見てられなかった… 亜結は私を救ってくれたのに私は無力で…情けないよ… 最近は楽しそうにしてたのに。 親の存在が私たちを悩ませる…これ以上、亜結を苦しませないで…お願いだから。