「何歳ですか…?」

私は紀伊さんに聞いた。
だって、ものすごく若く見える…。お母さんじゃないのかもしれない。


「31です…今年32になります」

「31…?」

て事は…

「私は、あなたを16で産んだの…」

やっぱり…

いくら計算が嫌いな私ですら、計算をする事が出来た。