「私は!!!悪くないっ!」

維持でも謝らない未来。

でも、あの時は仲間だった。今は壊れちゃったかもしれないけど…ちゃんと昔は友情があった。

「未来、長距離頑張って」

私が、そう言うと

「傷つけたかった訳じゃないの…雅もね…」

真夏なのに冷たい風が私たちの間を吹き抜けた。

「ただ懲らしめたかっただけ…」

私は未来の顔をちゃんと見てた。

「でも亜結が庇って階段から落ちた、あの日本当はすぐにでも謝りたかった…

でも、なかなか言えなくて…

嫌われるのも当然で。


本当にごめんなさい」