「悠夜も私の誕生日、日にちは言わなかったでしょ?」

「あぁ」

「分からないんだよねー」

笑いながら言う私。
目の前にある水を少し飲んだ。

「でも、拾われたのが25日クリスマスだから、その前には産まれてたって事だよね」

「そっか…」

「ちょっと!暗くなんないでよ?もう割り切ってんだから」

そう私が言ったと同時に注文した料理が運ばれて来た。