「じゃあまた明日ねっ」 桜さんと別れて、私は自転車置き場へ向かう。 桜さんは3年生。 もうすぐ引退の時期… もう少し早く出会いたかったな… 「遅ぇ」 えっ… 「何だよ?」 「何で居るの?」 私の自転車の前にしゃがんでる瑠架が居た。