「ねぇ居ないんですけど!?」

「確かに居ないね~」

居ないね~って絶対に人事だよね…

今、4組の教室の入り口部分に居る私たち。

超見られてる…

そんな視線に絶えきれなくなった私は春香に声をかけた。

「ねぇ無理」

「何言ってんの!謝りに来たんでしょ!?」

ち、違うし…