「私…」

「何も言うなよ」





悠夜は真剣な顔して話を聞いてくれた。

私の陸上に対する想いも。

瑠架への想いも。



喧嘩もいっぱいするし、言い合いだってする、でもやっぱり悠夜は大切な幼なじみだった。