「どこまで知ってんの?」

「は?」

「どーせ聞いてるんでしょ?」

「悠夜から」と、つけくわえた私を驚いた顔して見てきた。


「陸上を辞めたのは怪我だって事くらい」

「へー」

まぁ悠夜は、べらべら言いふらす奴じゃないっ事は私が1番知ってる。