「なぁ走らね!?」

「え?」


「よし!!」

そい言った瑠架は私の手を掴んでゆっくり歩きだした。


!!!

部室の前のベンチに自分のかばんの横に私のかばんを並べておいた。

「ちょ…」

言う隙もなく私の手を繋いだまま走りだした…




うわ!!!
速い速い速い!!!



こ…こけるから!!