水道に七瀬 瑠架に支えられながら来た悠夜。





「大丈夫かよ!?」

「悪いな瑠架」

「気にすんな、タオル」

「さんきゅーな」



コトン
水道にスプレーを置く。


「バッカじゃないの?ボケーっとしてるから捻るんだよ」

「亜結…」

「それ病院のやつのだから、そこらへんの市販のよりきくと思うよ?」

私は、いつも素直になれない…これでも一応、悠夜の足を心配してるのにな。