何年、幼なじみやってると思ってんのよ!?――

そう言ったくせに私は気づかなかった…


ハァ…


悠夜は私が悩んでる時、理由も見抜けるのに、私は何も気付かなかった…

暗い、悲しそうな顔してたのに…

問い詰める事だって出来たのに、何もしないで…

ほっといたのは私だ。


バカなのは私だった…。