「やっほ~」

ベッドに寝ながら雑誌を読んでた春香。私が部屋に入ると雑誌をたたんだ。

「見てて良いのに」

「良いの良いの!」

相変わらずさっぱりとした綺麗な部屋。私の部屋とは大違い。だって私、片付け嫌いだからね…

「明日だね、誕生日」

「あーそうだね」

「どした!?」

「約束、してないんだ…」

「悠夜と?」

「…うん」