「どうも、お久しぶりです」





俺は頭を下げた





「ほんとに久しぶり~」




小百合さんはニッコリ笑うと、俺の隣りに座った




「あ、そういえば増沢君って……大学行くのよね?」


小百合さんが俺に視線を向けて聞いてくる





「はい、S大の医学部を受けようと思ってます」