「あ……やっぱいいです」


私が断って帰ろうとしたらシュウヤに手を握られた

そのまま私の手を胸の高さまで持っていった
まるで舞踏会でダンスするような感じだった

「大丈夫、僕が一緒に入ってあげるから!だから恐がらないでお姫様」


ドッキーン///


あまりの王子様スマイルに私は不覚にもときめいてしまった

嘘でしょ?

いつもは一緒に働いてる仲間なのにぃ(>_<)

私はつい「……はい」と返事をし、お店に入ってしまった