「お早う」

「ねえ見て!新しいバッグ買っちゃった」



私は優雅な会話をしているクラスメイトの声を聞きながら机に顔をふせる



………眠い


昼は学校、夜はホストクラブでバイト


もうクタクタ(;_;)



そんな時、教室の空気がガラッと変わった

眠くてボーッとしていた私もムクッと体を起こし彼に目を向けた

周りの女子がザワつく
三年になってクラス変えして暫く経つのに
彼の存在感は周りを圧倒する