――――――閉店後

「なぁレン、お前さ客と寝てんの?」


私たちはいつもみたいに掃除している

私は気になる事を質問してみた

普通、好きな人にこんな事聞けないけど、不思議と平気で聞けた

早瀬君は少し呆れた顔して


「んな訳ね~じゃん!そんな事は指名取れねぇホストがやることだろ」

「へぇ…俺は指名取れねぇけど、できないな」


てゆうか女だし(笑)。


「お前はそうゆうキャラじゃねーよ」


そう言って早瀬君は掃除を続けた

私はもう一つ気になる質問をしてみた

「レンってさ、普段女と話したりすんの?」
「は?なんだよ急に」

「いや…普段のレンが想像できなくて」


本当は同じクラスで隣の席だけど


「……あんま得意じゃねー」


「ふぅ~ん」


まぁわかってた事だけどね!

私はなんとなく嬉しかった