「じゃあ、私帰るね。バイトあるし」
「は?今日は休んだら?
また倒れたら俺が学校サボった意味ないだろ!」
「あ、じゃあ学校行く途中だったんだ」
「………あぁ」
無表情だけど少し機嫌悪そうにしている早瀬君に私は
「ごめん、でもバイト休めなくて」
そう言って部屋を後にした
「お嬢様でもバイトすんのかよ」
ボソッと早瀬君が言ったのが聞こえたけど
憧れの人の側にもう少しいたかったけど
それでもバイトに行かなきゃ行けない
それが私が選んだ道だから
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…