次の日



私がリビングに行くとお父さんはもう起きていた

『おはよう。早いね』


「ん?あぁ。学校か?」

『うん!まだ余裕あるけどね』


「そうだ、学費の事なんだけどね、卒業分まで払っといたよ」


『うそ?そこまで会社持ち直したの?』


「ふん、パパを甘く見ちゃダメだよ!」


凄いじゃん!


でもこれで私がホストやる理由無くなっちゃったんだなぁ


「パパ明日にはアメリカに戻るから」


『……うん。その事なんだけどね、私やっぱり日本にいたい』


「そっか、わかったよ。パパもママも日本にはちょくちょく帰るから」



良かった。


なんか心配して損しちゃったよ


私は朝食を済ませて学校に向かった