「は?意味わかんねーよ。カズキが花月?シュウヤの愛人?」
『違うの!早瀬君聞いて!』
私は必死に早瀬君に話しかけた
今までの事やシュウヤの嘘の説明をちゃんとはなしたかったから
だけど
「お前、花月か?言われてみれば……花月に見える」
『ごめん。ちゃんと話すつもりでいたの!』
「なんだよ!なんでホストやってんだよ、シュウヤの愛人ってなんだよ!」
『それは嘘!!』
「もう何も信じらんねーよ!」
そう言って早瀬君は出ていってしまった
………どうしてこんなことに?
「あらら、レン帰っちゃったね!もう二人は終わりかな?」
『酷いよ!なんであんな事ゆうの?』
私はシュウヤをキッと睨み付けた
するとシュウヤはとても冷たい目で
「言ったろ?ムカつくんだよ、あいつ」
パァン
私はカッとなってシュウヤの頬を叩いてしまった
「痛いなぁ。何すんの?」
『嫌い!あんたなんか最低のガキだよ!』
そう言って私はお店を出た
帰り道もシャワーを浴びてる時も、ポカンと胸に穴が空いてしまった私は何も考える事ができなかった
次の日の学校も休んだ