お店も終わり私は早瀬君と掃除


今しかない!


『早瀬君!』


私がそう呼ぶと早瀬君はポカンとした顔で私を見た


「なんだよ、その呼び方…」


その瞬間、シュウヤが入ってきた


「何話してんの?」

『あ…いや、その』

「もしかして喋っちゃった?俺達の事」

不敵な笑みを浮かべてシュウヤは続けた

「まさか本当に気付いてなかったってのは無しだよ、レン!」


「なんなんだよ!さっきから!」


明らかに苛ついてるよ...早瀬君


「カズキの正体だよ!」


「………あ?」


どうやらまだ気付いてないみたい