「……何ですか?」


恐る恐る聞いてみた

シュウヤはジッとこっちを見ている


うっ///


学生服に身を包んだシュウヤは本当に高校生にしか見えなくてホストのシュウヤじゃないみたい

てか、金髪オッケーなんだ


「やっぱりな」


黙っていたシュウヤが口を開いた


「ちょっとゴメン」


そう言って私の眼鏡をパッと取ってしまった

「お前、カズキだろ?でもってあの夜の女の子だ。」


ヤバい



シュウヤにバレちゃった!


言い訳なんてできる状況じゃないし


「女の子がホストね~。しかも女子高生」

「自分だって!高校生じゃない!」


「でもさすがに性別までは誤魔化してないけど?」


うっ...


「黙っててあげようか?」


「………本当?」


「ただし、条件がある。レンと別れてよ」


そう言ってニコッと笑ったシュウヤは悪魔みたいだった