休み時間に麻衣ちゃんが飛んできた
「花月ちゃん!どうゆう事?」
私の隣にいる早瀬君を気にしながら興奮状態で喋る麻衣ちゃん
私が答えに戸惑っていると
「付き合ってんだよ昨日から」
って、早瀬君が代わりに答えた
それを聞いたクラスメイト達はザワつき出した
それもそうだよね、私なんかと学園のアイドルが恋人同士なんて
「彼女の友達とは仲良くしなきゃな!」
そう言って早瀬君は麻衣ちゃんに笑いかけた
「え…よ…よろしく」
話し掛けられた麻衣ちゃんは顔が真っ赤だった
あまり実感が無かった私はそんな光景を見て本当に早瀬君の彼女なんだって思った