「遺書って何?」


「うん・・・・
みたいな・・・解放されたい。
ここに居場所はないから
母さんに会いに行くとか…」


「おかあさんって?」


「理輝が中一のときしんだんだ。」


うちと同じだ・・・・。


「そっか、ごめんな。
何かあったらまた連絡するから。」


まーくんは忙しそうに
電話を切った。



理輝が死ぬ?????


やだ・・・・
せっかく少し距離が縮まったって
そう思っていたのに……
絶対許せない。



落ち着かなかった。
あれから連絡はないまま消灯時間


桃と来地の規則正しい寝息が聞こえた。