「きゃー!大和先輩どうしたんですか?」



「昨日、俺のこと殴った女の子探してんだけど……あ。」



やばいっ、目があった。



「あ、いた」




そういってこっちに近づいてきた。



「ちょっと来て。」


そう言って、うちの腕をつかんで歩き出した。




「ちょっ…ちょっと、どこいくねん!」




何も言わず、すたすた歩く大和ってやつ。





何がなんだかさっぱりやねんけど…