由姫side


翌日―――…



ザワザワ


ザワザワ






三人で教室に向かってるとき、やたら視線を感じる。






「なんか視線がイタイんですけど」











「そりゃそうじゃん!昨日あんなことしておいて!」






「うちは助けてあげただけやん。」







なんで助けてあげたのに志歩にまで責められなあかんねん









そしたら、いかにもぶりっ子三人組が近づいてきた。





「何か?」





うちは三人を軽く睨んだ。






「由姫っ、なにいきなりタンカきってんの!」




志歩が口を挟む。







「何かじゃないわよ!大和先輩を殴ったなんて…!」


三人組のリーダーっぽいやつが喋り出した。