航くんの隣に座るうちを見て、岩崎くんも目を見開く。 その顔を見て、この前のことを思い出してしまった。 見られたことを…… 急に気まずくなり、うちは飛び出した。 「由姫!?」 「ごめん航くん!話はまた聞かせて!」 そう言ってうちは保健室を勢いよく出た。