入学式もなんとなく終わり

私の中学校LIFEが始まろうとしている。

そして『彼』との
   
     恋も

夜も『彼』の事で頭がいっぱいになった。

その夜は興奮のせいか一睡もできなかった。

朝。メールの着信で目が覚めた。

里歌ちゃんからだった。

『み~たんぉはよん☆☆今日は遅刻するなよ!!』

返信はしなかった。理由は・・・ないけど・・・。

学校に着くと真っ先に里歌ちゃんが私の方に走ってくる。

「み~たん!!6組の優希のとこ行かない?」

優希・・・あぁ~~『高梨 優希』かぁ~。

優希は小学校からの仲良し。明るくて素直な子。

「いこっか!!」

階段を下りるたび『彼』を思い出す。

    何組なんだろ?

「優希~~☆」
呼ばれた声に反応し優希がこっちに向かってくる。
         
        誰かも一緒に