「可愛い~~***」
「また始まったよ~美緒の病気!!」
そう。私は病気なのだ・・。『恋の病気』なんちって*笑*

私の名前は『高砂 美緒』中学一年生、部活はバレー部。
素敵な恋にあこがれていて、素敵な『彼』にあこがれている。

『彼』とは、そう私の好きな人。『水野 秀哉』

サッカー部の人気者。男子からも女子からも好かれていて、
もちろん私も
          『彼が好き。』

出会いは入学式。

階段での出会いだった。

「やばい~~入学早々遅刻~~~!!」
小学校から遅刻魔だった私。

でもその遅刻が『運命の出会い』になるなんて誰が想像つくんだ。

「え~~と!!!クラスは・・・1組!!!!知ってる人は・・・里歌ちゃん!!」

『江角 里歌』小学校からの親友で私の大好きな友達。

昇降口を抜け、げた箱に靴をいれ、階段を駆け上る・・・。そう『階段』

「はぁはぁ・・・」
息が切れながらも必死に階段を登る。
ふと上を見たとき誰かが降りてくる。
そう『水野 秀哉』だった。

     「あと5分」
彼のヨコを通る時そうささやかれた。
「へ??」
振り返ると彼もこっちを振り向いて『ニコっ』っと笑って消えていった。

私は 
      『恋に落ちた』