合宿所へ戻ったのはいいが、私は体育館に上着を忘れていったことに気づいた

「あの…穂波先輩?私の上着ありませんよね??」

「え!?ああ!そういえば体育館かも!ごめんなさい、置いてきちゃったわιιι」

「いえ、大丈夫です!鍵まだ開いてますよね?私ちょっと取ってきます!」

「分かったわ!いってらっしゃい!」




「………




ごゆっくり……」ボソッ





梓は笑みを浮かべこう言ったことはもちろん、小春には聞こえていなかった