私は夏目先輩の目の前に行った
「?どうした?ハル…」
見上げる夏目先輩に私はこれまでにないほどの声を浴びさせた
『何が…どうした?ですって。こっちの台詞よ!あんた、こんなバスケやってて楽しい??』
周りが静まり返った
でも、そんなのお構い無し!!
『見ててイライラする!!何したか知らないけどね、調子悪かったら悪いなりの動きってもんがあるでしょ!!』
夏目先輩はびっくりして見ている
「おい!先輩になんて口きいて―」
誰かが言いかけたのを、キャプテンは阻止した
「待て」
「でも…キャプテン」
「大丈夫だ…」