「………ぶっ!」



チラッと横目で工藤君を見ると、また口元を覆って目を細めて笑ってる…。



「…がき…」


「…ん…?」


「…ガキんちょルイちゃん…」


「なっ…!何よソレっ!!」



笑いながらボソッと呟いた工藤君に目を丸くした。



「だ・だってよ、隣のガキと全く同じ行動……」



さっきまで私は金魚すくいをしていた。私の隣には小学校低学年くらいの男の子2人が居たんだけど……



「も・もう1回、もう1回って…隣のガキは3回してたけど、ガキんちょルイちゃんは何回したよ?」