そんなにかわいい子が多いなら……やっぱり行きたい気がする。



そしてそこで恋が芽生えて~♪



行きたい―!!




「そう、それはよかった。やる気になってくれたみたいで」



ガラリと扉を引く音とともに、やってきたのは麗しの白衣様。


にっこりと笑顔を湛え、そう言った。


つーか、あなたの耳はどこまでのお声が届くのでしょうか?



「で、ミカちゃん。本題に入っていい?」


マッサージチェアのリモコンを操作しながら気持ちよさそうにしている天使様に向かって、白衣の天使様はそうおっしゃった。

ちらりと白衣の天使様を見ると、マッサージチェアに身をまかせながら「頼む」とだけ天使様は返した。


あ?
本題って何?


なんかそれ、今度の『交換学生』イベントと関係あるの?



「はぁーい♪ 大アリでぇ~す♪」



日本語へたくそな外人みたいなノリで白衣様は言った。