そして少し落ち着きまた話し続ける



『で…ケンカが増えてだから祐季がバイトの日はすみれの家に居た…でもそんな時に両親の離婚が決まったの
祐季に側に居てほしくて言ったけどバイトだからって

それがあのプールの前の日なんだすみれが気を使ったのかプールの話を出してくれて如月くん家に行くのも誘ってくれた
本当救われたよ…

でも祐季と真琴先輩が来るのは想定外だった祐季は優しく気をつかってくれてるでも今の私は祐李の気持ちがわからないううんわかってるの祐季の気持ちも自分の気持ちも…でも認めるのが怖くて』



『そっか…なぁ霜月…別に慌てなくていいんだよ…落ち着けばきっと何が大切で何が必要なのかわかるから』


『うんそうだよね…ごめんね今日も一人で居たら寂しくて…すみれは昨日から歩と旅行だし頼れるの如月くんだけだった』


またまた嬉しい言葉を言うからつい抱き締めたくなった


でも抱き締めることは出来なくて



『俺には気をつかうなよ』

そんな言葉しか言えなかった



『うん』


霜月はそんな俺に笑いながら頷くから



『寂しい時は家に来れば誰かいるしな』

そう言ってみた


『ありがとう…疲れてるのにごめんね』



なんて言う