そんな霜月に俺は続けて言う



『まあそう言うなって…すみれにはたまたま用事があった時に歩が教えてくれただけだから…今携帯持ってないから明日教えるよ』


『うん絶対だよ』


そう言い笑う


本当俺…霜月に惚れてんだなって思う


部屋に戻り眠ろうとする


でもなかなか眠れない


霜月の先輩への気持ち


自分のどんどん大きくなる霜月への気持ち



交わらないこの気持ちを俺はどうしていいかわからず悩んでいた




『おい愛ちゃん…愛ちゃん』


そう言われて目を覚ます



睦月が俺を起こしていた


『睦月…おはよう』


『いやもう昼だよ』

なんて突っ込まれてしまい


『マジで』


そう言い携帯を見ると時計は13時を回ってた


『そう言えばみんなは?』


皆の姿がないから聞くと


『もう帰ったよ…お前は何回起こしても起きないからさ』


『ふ~ん』


霜月も帰ったと言うことをしり少し残念だった


『あと…歩がありがとうって伝えといてだとよ』


『ああ』


『それとこれ』




そう言われて一枚の紙を渡された