結局むちゃくちゃなスケジュールをこなし


気づけばあっという間に1週間が過ぎていた


それでも仕事は押していて休みがとれず

やっと休みを取れたのはさらに10日たってからだった



『愛斗お疲れ…明日から2日休みな』


真琴先輩も完全に疲れた顔をしていた


『はいよ…真琴先輩もお疲れ様』


『おう…なぁ愛斗』

『なんですか?』


『お前さ葵ちゃんと一緒に住めばいいんじゃねぇの?』


『まぁそうなんですけどね…葵が寂しいから俺の実家が良いって言うからさ』


そう葵は本当に俺の実家に住むようになっていた


今はきっとそれがいいと思ったから俺もそれに反対しなかった

けどここまで休みがなくて家に寝に帰るだけの日々を過ごしていたら帰って葵が居ればどんなに癒されるか

葵の居る家に帰りたい何度そう思ったか

『まぁ確かに今は一緒に住めば寂しいわなほとんど寝に帰るだけだしな』


『まぁそのうち一緒に住みますよ』


『そうだな』


『じゃあお疲れ様です』


いつかきっと一緒に住める日が来る


だから今はこのままで


とりあえず今は早く葵に会いに行こう