『あぁ…俺がお前らの親父…よろしくな』




赤磐さんも真面目な顔で言う



『ちょっと待った…意味がわかんない…母さんと赤磐さんが結婚すんのか?』



『そうよ…愛斗は反対?』



『別に…赤磐さんは昔から親父がわりだったし…てかいつから?』



『向こうに行く前にプロポーズしたんだよ…帰って来たら結婚しようって』


赤磐さんは母さんを優しく見つめて言う

『そっか…よかったじゃん』



俺は本当にそう思ったから言った



『未菜は反対?』



母さんは不安そうに未菜に聞く



『ううん…びっくりしただけで全然反対じゃないよおめでとう』



『よかった…じゃあ今日から赤磐さん一緒に暮らすからよろしくね』



そう言う母さんに頷いた



母さんは笑いながらキチンへ



『愛斗…次はお前の番だな』



赤磐さんに肩を叩かれた




葵を見ると未菜とすみれと話していた





今日は皆で帰国祝いと結婚祝いをすることになった