少し伸びだ髪と少し大人びた感じて


大好きな葵が目の前に居る




葵は俺の前に来て笑顔で言う



『ただいま』



でも俺は何も言えず立ち尽くした




そんな俺の頭を叩く


『愛斗あんた自覚あんの?なにこんな何処に突っ立てんの…』



母さんの声


『りっちゃん』


そう言う赤磐さんを無視して母さんが言う


『とりあえず車に行くわよ』




そうして女性陣は母さんに言われて母さんの車へ




男性陣は俺の車へ




まぁ俺の車っても運転は睦月がするんだけどね




『俺眠い…睦月着いたら起こして』



そう言うと



『愛ちゃんは本当に眠り姫だね』




睦月の笑いながら言った言葉を聞きながら眠りに着いた





気付いたときはもう家だった





『愛ちゃん起きて着いたよ』



睦月の声で目を覚まして家に入る





そこには葵と赤磐さんも居る



その現実が嬉しかった




久しぶりに賑やかな家




暖かくて安心出来た