翌日



俺は睦月と久しぶりに顔を合わせた



睦月も仕事が忙しくてたまにしか会えなくなっていた




『愛ちゃん珍しいね実家に居るの』



『あぁ葵から貰ったあのプレゼント開けたくなってさ』



睦月に昨日の事を話した




睦月は笑顔で聞いていた



『やっとだね…やっぱり愛ちゃんはそうじゃなくちゃ』



『え?』



睦月がそんな風に言うから意味がわからず首を傾けた



『葵ちゃん一筋で前だけ見てなにふり構わず突っ込んでく…それが愛ちゃんでしょ』



『まぁ確かに最近は何か色々悩んでたからな』



『そうだよ…約束を果たしたならちゃんと会いに行かなきゃね』



『でも何処に居るかわかんないや』



『ば~か…普通に考えて行動してみたら…意外に近くに知ってる人が居るかもよまぁいざって時は松永さんにでも聞けばいいんだし』



『まぁそうだけどあの人口が固いからね』


話しながら久しぶりに睦月と笑った



これから葵を探そう


焦らずにゆっくり



まずは水無月先輩にでも聞いてみよう



そう思った