そんなある日生徒会の仕事を終えてクラスに行くと皆が何か盛り上がってた




『何かあったのか?』



俺が聞くと睦月は笑いながら言う



『今年のベストカップル愛ちゃんと葵ちゃんが出てね』



『いや俺生徒会だし無理だろ』



そうベストカップルイベント




主催は生徒会



だから生徒会の生徒は出れない…



それはわかってるのにニコニコ笑う睦月


『大丈夫…許可貰ったから』



『マジで』



『あぁマジでだからベストカップルイベントは愛ちゃん抜きで俺が代わりにするから』



『ちょっと睦月マジかよ』



『超本気』



『わかったよ』




結局無理やり決定された




葵も隣で笑っていた

葵が嬉しいならそれでいい




まぁ睦月の事だから俺に言う前に葵を説得したんだろう





それからもバタバタな毎日は変わらなかった





忙しい毎日…



時間は確実に過ぎていく



それと同時に俺の心のモヤモヤも増えていった