『でもすみれの様子がおかしいのに気づいて聞いて始めて嫌がらせを受けてることを知ったんだ』



歩はすみれを見ながら悲しそうに言う



『で…歩に俺相談されてさ…その女に説教したら何故か惚れられて…毎日付きまとわれて…腕とか組んで来たり逃げてるのに着いてくる』


睦月が言った



『でもそのお陰ですみれの嫌がらせはなくなった』


歩がすみれをみて微笑みながら言った


『だけど睦月くんへの行為は酷くなっていったの…』


葵が言い


睦月は切なそうに言う


『でも未菜が居るのは言えなかった』



『すみれの嫌がらせを見ていたから睦月くんはそれが未菜ちゃんに行くのを恐れたの』


葵が睦月の気持ちを話す


『学校違うし…何か合ってもわからない…だから帰りくらい付きまとわれてもいいって思ったんだよでも結局未菜を傷つけた』



睦月の顔はみるみる内に悲しくなっていく


『仕方なかったんだよ未菜ちゃんを守るためだったんだから』


葵は睦月に言う