『仕方ねぇな…すみれに頼むか』



『お願いします』


結局すみれに協力してもらって無事に買うことが出来た






プレゼントを開けて

『愛斗…ありがとう…大切にするね』



そう言い泣いていた


『泣くなよ』


思いきり抱き締めた


葵が言う


『愛ちゃん付けて』

『あぁ貸して』


そう言い葵から指輪を受け取り葵の右手の薬指に付けた


さすがすみれ指輪はぴったりとはまる



『愛ちゃんのは私が付けるね』


そう言い今度は葵が俺の右手の薬指に指輪をはめた


『葵好きだよ』



『知ってる…私も好きだよ』



『あぁ知ってる』

そう言い合い微笑えんだ



そして家に帰って俺たちはまた一つになった


最近睦月は気を使ってるのか何かある時はいつも未菜の部屋にお泊まり


だから葵と朝まで一緒に居れる



次の日から俺たちは毎日ペアリングをしていた




学校でもバイトとでもバンドでも



離れていても右手の指輪を見るといつも一緒に居れる


そんな気がしたんだ