〈カツ、カツ、カツ………〉


足音がコンクリート造りの階段内に響く。



どのぐらい降りてんだろ。


てか、地下だと何階ぐらいかな?。







俺が、

「亜希ー、転ぶなよ!」


「はぁ!?転ばないし!」


「純平よく転ぶわよね。」


「いや、そんな転ばんよ!」



『もうすぐ着くからさ。』