さすが純平。
「いいねそれ!」
「あんた本気なの?」
「もちろん!」
純平は、はにかんで床板にかかと落としをした。
〈ボゴッ〉
〈ボゴン……。〉
二発いった。
「あかんわー。」
「真ん中じゃなくて穴の所蹴ってみれば?そっちの方が割れやすいかも!」
亜希が言った。
再び純平が蹴る。
〈バキッ〉
…!!
少し割れたような音だ。
「手伝ってや、隼人!」
「オッケー!」
俺は純平の隣についた。
二人同時に蹴る。
「せーの…」
〈バコッ!!〉
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