「あれ?携帯無いんやけど。」

落ちた辺りの床を探しながら、首をかしげる純平。


凛々が気を利かせて、携帯のライトを向ける。

「どお?」


「見当たらんわー。おかしいな。」


「床に穴でも空いてんじゃねぇの!?」


「穴空き倉庫??(笑)」

「昔俺らが穴空けたとか。(笑)」

俺はそんな心当たりなかったが冗談を言った。



「まだ見つからないの?」

凛々の携帯のライトが切れて、またライトをつけた。


「純平!お前の下ににホームレスが住んでるかも!(笑)」


「あの世への入り口かもね!(笑)」

亜希と俺は冗談を言ってみた。


すると、純平が…




「うおっ!穴空いてるやんけ!!」



「えッ?!」

「はぁ?」