別れた後に何回かメールをしたが拓也から返事なんかきたことがなかったのだが今日はすぐに返事がきた。 携帯の受信中の文字を見て一瞬ちひろは目を疑った。 拓也の名前が表示されていたからだ。 《どうした?》 拓也からのメールを見ていたちひろの目から涙が零れ落ちた。 たった一行の言葉だけなのに胸が熱くなりジーンとした。