着ぐるみの恋のレビュー一覧
ハラハラさせられました! 所々、目線が変わり「?!」となりましたが、ストーリーの力がすごいし、良い意味で書き手は口が悪くて、人物描写が端的なのに分かりやすくてキャラクターがとてもくっきりしてます。 稚拙に見える文もあるかと思えば、凡人には出来ない発想の文もありで、全く飽きませんでした。 読んでよかったです。
196ページの一番最後に書かれた言葉を私は忘れられません。 心に…いや、魂にズッシリきました。 純粋に巡り巡って惹かれあった魂。 二つの魂が求めた場所とは… クライマックスでは、息をするのを忘れるくらい、夢中で読んでしまいました。 他にはない独特の世界と、作者様の筋の通った作風にハマります。
人は皆、着ぐるみを被り生きている!人には見せられない着ぐるみ!着ぐるみを脱いだ時に本当の自分に逢えるだろ~!おすすめですよ~
面白すぎて、どうしましょう。 読者の意識は、ただただ文章に絡め取られて揉まれて物語の渦の中へ。 心と体と男と女、でもそんな外身は取っ払って魂で溶け合うのが恋なのでしょう。 と学び、どっしりとした読後感にうっとり。 あなたも是非、体感されてください。
長文であることを全く感じず一気に読み切りました。とにかくテンポがいい! 大人の恋でありながらも純粋で真っすぐな主人公達に感動します。 心に残る、数多くのフレーズは読む人の心に何かを残すでしょう。 美しい描写が印象的デシタ!
『人間の体、肉体は、着ぐるみであり…魂だけが、真実を求める』 人間に、元々、組み込まれたカリキュラム――運命や克服すべき課題など。 それらを背負った魂が、この世に、生を受ける。 そこで生まれた、修二と月子の切ない恋物語。 互いに、惹かれ合う二人の前に立ちはだかる、大きな壁。彼らが求めた、魂の場所とは――。 二人の恋の行く末を、どうぞ、ご自身の目でお確かめ下さい。 お薦めします!
大人の夜の世界を舞台にしながらも、月子と修二ほど純粋な魂を持ち合わせている二人は居なかった。 ”運命の出逢い”はある!”人の魂は修行”する! メッセージを感じずにはいられない。読み終えてこれほど気持ちよくなれる小説はないと感じました。遅れましたがお薦めです!!
「人の体は…ただの着ぐるみ…私は、あなたの魂に抱かれたい……」 作中より抜粋… この一文に出会えただけで、私はこの小説を読んで良かったと思っています。 きっと皆さんもそう感じれる筈…… 小説という非現実世界の中で、いかに真実を語れるかが、作者の技量が問われるところ。 この小説を読まれた方は、きっとその事に気付く筈です。
昨日の夜、ものすごい勢いで一気読みされられました。評判通りのものすごい才能です。 ことし読んだものの中で一番面白かったです。 細かい「おや?」と思うところもちょいちょいありましたが、中身がおもしろければそんなの関係ないのだと再確認しました。むしろ味になったり個性になってたりしていました。すごいです。
とっても切なく、時にじれったくすれ違う二つの魂の行方…。 感情表現などの例え方がとてもユニークで、飽きないし、ただただ感心! エピローグなんか最高!
非日常の喜怒哀楽が、早いテンポで凄く個性のある登場人物が織り成す恋物語でトレッキングな人生を魅せてくれます で!知らぬまに自分が登場人物になっていたり? 嵌まりま~す。 時折、画面がにじみ、とから涙が零れ落ちる!こんな素敵な♪恋物語り♪ 最高 本当だよ~ 観てね…
運命と言う名の巨大迷路…その中を必死になってゴールを目指す二人。 その前に立ちはだかるは…カリキュラム・人間関係・育った環境…障害に悩まされながらも魂で繋がる二人のゴールは… 秋山さんの見事としか言いようの無い世界観にハマっちゃう事間違い無しですよ!
しかし、見事に裏切ってくれる。 儚くも切ないラブストーリー。 惹かれ合う二人の背負う十字架は重く影を落とす。 さぁ扉を開きましょう。 歯痒い二人の恋の行方は?