月子がそっとベッドに滑り込むと、案の定、黄色く光る眼がこっちを見た。
「月子、疲れただろ?ゆっくり休みなさい」
と背中を向けた?
求めてこないの?
舐め回さないの?
弄くり虐めないの?
拍子抜けするじゃない。
でも良かったわ、本当に良かった…。
修二さんに染められた体はそのままだ、誰にも汚されていない。
あの日のまま、このまま、あなたのもとへ行けるのね。
月子は顔を赤らめ、明日の事を考えた。
この夜は眠れそうになかった。
早く、夜が明けて~
6時になって、原田が帰ったら、急いで支度するんだ、修二さんの胸に飛び込みたい。
時間よ、早く過ぎてほしい。
朝よ、早く来て…。