そんな会話をしていたらいつのまにか学校に着いていた。


「じゃああとでね!」


「うん!!じゃああとでね羽月!」


そう言って私は自分の教室へ入った。


教室に入った瞬間空くんが


「おはよぉ美奈!日曜日楽しみだな!!」


と言ってきた。


クラスのみんなにデートのことを知られたくなかった私は廊下で話そうと空くんを廊下に呼んだ。


「空くん!みんなにデートバレたら邪魔されちゃうよ?」


「えっ!なんで?」


「空くんって、結構人気あるんだよ…」


「人気って?」


「モテるってことだよ!」


「俺がモテるわけないじゃん(笑)まぁ、もしそうだとしても、俺は美奈以外興味ないもんな♪」


うわ…照れるぅ〜(笑)


ってか、確実に私、顔真っ赤だよ…


そう思い私は顔を下げた。


「美奈?どうしたの?俺、美奈が嫌がるようなこと言っちゃった?」


そう問いかけながら私の顔をのぞき込む空くん。


「いやっ!違う!!ってか…顔のぞき込まないで!」


「…美奈顔赤い(笑)」


「うっ…うるさいよ!ほら!!チャイム鳴るから教室入るよ!」


「あははは(笑)わかったわかった♪」