「うっわ…また今日も来たよあいつ…」


「本当だよね!まだこりないのかよ…キモくない?」


正直言うともううんざり。


だけど、空くんや羽月にはいじめられていることはバレたくないから、とにかく我慢。


最近は、自分では慣れたつもりだったけど、体は日に日に病んでいった。


昨日だって夜ご飯がまともに喉を通らず、少し食べただけで戻してしまった。


こんな生活を続けられるかが心配。


でも、私には空くんと羽月がいるから…


だから私はがんばってこれた。


もう少しだけ我慢しよう。