フと空くんを見ると、真剣な顔をしてノートをうつしていた。


「萩原!早くノートをうつせ。」


私は先生の声で我に帰る。


「萩原?聞いてるのか?」


「聞いてます。」


先生…私に注目をあびせないでよ…


ほら…女子たちがまた笑ってるじゃん…


「じゃあ早くノートをうつせ。」


「はい…」


めちゃくちゃ私、噂されてるし…


先生最悪。


空くんにバレたくないのに…